時計とファッションで楽しむ秋

秋は過ごしやすい気候で、アウトドアには絶好の季節です。
ひとりキャンプも流行っていますし、最近はグランピングなどでも気軽に自然に触れられるようになりました。「デジタルデトックス」という言葉があるように、デジタル機器と距離を置き、喧騒から離れた自然を満喫するのも素敵ですね。たまにはスマートフォンを鞄の中にしまい込み、腕時計で時の流れを感じながら優雅なひとときを過ごすのはいかがでしょうか。そんな秋の自然の中でも映えるチューダーの時計を合わせた大人のアウトドアスタイルをご紹介いたします。

まず、外で過ごすことが多い場面ではアウターが必須ですよね。肌寒い時はダウンジャケットやマウンテンパーカーが活躍しますし、暖かい時はスウェットや長袖パーカーにダウンベストを重ねるスタイルもおすすめです。最近はアウトドアブランドのアウターでも原色やミリタリー要素を格好良く取り入れたものが多いので、そういったアイテムを1点投入するだけで街着とはひと味違う雰囲気になります。ボトムは動きやすいスウェットパンツやカーゴパンツにし、足元もマウンテンブーツのように底の溝が深い靴だと足場の悪い場所でもストレスなくアクティビティを楽しめるでしょう。また、普段と違うスタイルだからこそ、サングラスやハットなどの小物を用いてよりアウトドアらしさを出しても良いですね。

そんなスタイルに合わせる時計のおすすめは2019年発表のクロノグラフモデル「BLACK BAY CHORONO S&G」です。サイズは41mmで、70時間のパワーリザーブ、200ｍ防水機能が搭載されています。ダイアルはブラックとシャンパンカラーの2種類ありますが、どちらもチューダーの象徴のスノーフレーク針とサブカウンターのコントラストが印象的です。

今回はブラウンレザーストラップにスポットを当ててご紹介いたします。温かみのあるブラウンに、ステッチの効いたこのストラップ。素材はカーフ(仔牛の革)で、肌目が細かく柔らかい質感なので腕にフィットする着け心地です。こちらは一般的なレザーストラップと少し異なることにお気づきでしょうか？時計の中心に「ブンド」というレザーの層が付いているのです。これは元々空軍のパイロットがフライト中の極端な温度変化による低温やけどから皮膚を守るために使用していたものでした。無骨で男らしい雰囲気のブンドは、今やファッションアイテムとしての側面もあり、スポーティーな印象の時計にあえて合わせるとひと味違う渋さを演出出来ます。渋くてワイルドな印象の時計は、今回ご紹介したようなアウトドアスタイルとも相性抜群で、ラフな印象を更に引き立てるはずです。また、時計の針や目盛りにはスーパールミノバという夜光塗料が塗布されています。星空の下でのキャンプやナイトハイクも、腕元に鮮やかなグリーンの光を放つ時計があるとより一層幻想的で楽しくなるのではないでしょうか。

次に皆様が連想する秋といえば、やはり「食欲の秋」ではないでしょうか。ちょっと良いレストランで秋の味覚を堪能するディナーも良いですね。次はそんなシーンで輝くモデルをご紹介します。

大切な人とのディナーにはその場所のドレスコードを意識し、ワンランク上の雰囲気を演出してみませんか。ドレスコードがあるレストランの多くは「スマートカジュアル」というフォーマルとカジュアルの中間にあたる服装を規定としているのを目にします。どちらかに寄り過ぎない、全体の統一感が大事なスタイルです。ジャケットスタイルが基本ですが、ビジネスシーンでのジャケットスタイルとは印象を変えたいものです。秋は起毛素材など暖かみのある質感のジャケットに、タートルネックやニットを合わせるのがおすすめです。無地の黒やネイビーといった定番の物でも良いですし、ブラウンやベージュなどの季節感のある色や、チェック柄を選んでみても良いと思います。ボトムと靴は、綺麗目にするならチノパンやスラックスにローファーやウイングチップの革靴を合わせて、少しカジュアルにするならデニムにスニーカーやスエード靴を合わせるのがおすすめです。

このようなスマートカジュアルスタイルにおすすめの時計は、2022年発表のGMT機能搭載モデル「BLACK BAY GMT S&G」です。ダイアルはブラックで、サイズは41mm、70時間のパワーリザーブ、200ｍ防水機能が搭載されています。こちらも、今回はブラウンレザーストラップにフォーカスを当ててご紹介いたします。チューダーはモデルによって設定されているストラップが様々あるのをご存知でしょうか？それぞれ色や仕上げに違いがあり、その時計に最適なものが設定されているのです。こちらのレザーストラップは光沢感がなく、よく見ると少しムラがあるような、エイジングしているような質感となっています。この質感は、ベゼルのブラックとブラウンの配色やゴールドの目盛りが醸し出す温かみとどこか昔懐かしいような佇まいにマッチします。カジュアル感が強すぎない、でもフォーマルほどかしこまっていない。そんな程よく力の抜けたスマートカジュアルには、控え目に輝くゴールドの時計がよく似合うはずです。