エイジングを楽しむ オンリーワンの相棒
- 【ブティック限定】チューダー唯一のブロンズ製ブレスレットモデル –
『BLACK BAY 58 BRONZE』
2023年8月21日
真夏の眩しい太陽の日差しの中、ひまわりが空を仰いでいます。
長らく続いた行動制限も緩和されているので、
今年は久々にご旅行の計画をされている方も多いのではないでしょうか。
旅先での楽しみといえば観光や食など色々ありますが、
そこにしかないお店でお買い物を楽しむというのも一つですよね。
旅先でチューダーにお立ち寄りいただいたら、素敵な出会いがあるかもしれません。
現在、日本国内にチューダー正規販売店は33店舗あります。
そのうちブティックは6店舗あり、主要都市を中心に展開しています。
広い空間でチューダーの時計をゆっくりとご覧いただけるブティックですが、
実は、そこでしか取り扱いのない「ブティック限定モデル」があるのをご存知でしょうか。
それは一体どんなモデルなのか…詳しくご紹介させていただきます。
｜マニュファクチュールキャリバー｜5年間保証｜
｜200m防水｜約70時間パワーリザーブ｜
現在、「ブティック限定モデル」として展開しているのは「BLACK BAY 58 BRONZE」というモデルです。
こちらはチューダーのアイコニックモデル「BLACK BAY 58」のブロンズバージョンとして2021年6月に発表されました。サイズは39mm、スイス公認クロノメーター認定を取得しているマニュファクチュールムーブメントが搭載され、70時間のパワーリザーブ、200m防水機能となっております。ダイアルカラーはグラデーションのかかった温かみのあるブラウンで、「BLACK BAY 58」シリーズの中では唯一ブロンズモデルのみ、3、6、9のアラビア数字が施されています。さらに、ブロンズ製のブレスレットはチューダー独自の“T-fit”アジャスティングシステム付きのクラスプにより、長さの微調節が最大8mmまで5段階で可能です。
また、付替え可能な付属のファブリックストラップにも職人技が光っています。こちらはフランスの伝統的な飾り紐会社とともに製造された独自のストラップで、手作業で織られており強靭さと柔軟性を兼ね備えています。尾錠もケースと同じくブロンズ製のため、ストラップに付替えても全体の統一感を保ったままご着用いただけます。このように様々な箇所にチューダーとしての工夫がなされていますが、こちらのモデルの最大の特徴は素材のブロンズにあります。
ブロンズは耐食性が高いため錆びにくく、船舶や水回りの金具、美術品などにも使用され、あの有名な奈良県東大寺の大仏や、ロダンが制作した近代彫刻の「考える人」もブロンズで出来ています。このように加工が出来る柔らかさがありながら劣化しにくい素材のため、古代から人々の間で広く使用されていた金属です。この特性は腕時計にも適していると思えますよね。
しかし、昔は腕時計の素材として使用されることは滅多にありませんでした。それはなぜか、答えは「エイジング(経年変化)」にあります。ブロンズは時間とともに色や光沢感が変化する性質を持っていて、着用頻度や環境、銅の含有量によってはその度合いやスピードも異なります。かつてはこのエイジングを好ましく思わない傾向がありました。(チューダーのブロンズはアルミニウムなど他の金属と合わせた青銅合金のため、比較的穏やかなエイジングとなります。)
しかし時は流れ2000年代からはこのエイジングを味として楽しみ、オンリーワンの魅力を堪能するという新たな価値が時計好きの方々に受け入れられ、今では自分なりの使い方をして時計を育てながらその様子をSNS上で発信している方も多くいらっしゃいます。また、この「生きた」素材は、かつて海軍の装備のパーツにも採用されていました。海軍とチューダーは約70年という長い歴史を共に紡ぎ、チューダーのダイバーズウォッチは海軍の要求に応え、その信頼性を高めてきました。「BLACK BAY 58 BRONZE」を手元に着けることで、そのストーリーや歴史的な伝統を感じることもできるでしょう。
このような特徴のあるブロンズですが、ご使用にあたって気に留めていただきたいこともあります。
それは「緑青(ろくしょう)」です。
緑青とは別名で青錆とも呼ばれ、汗や雨などの水分を含むことで起こる酸化によって発生する錆の一種です。毒性は無いため健康を害するリスクは低いですが、腕時計は肌と触れ合う時間が多く、汗なども直接含みやすいため、季節によっては緑青が現れやすくなることもあります。あえてそれを残しながら楽しむ方もいらっしゃいますが肌に付着することや衣服へ色移りする可能性があり、除去には手間もかかります。
そうなると気になるのは日々のお手入れ方法ですよね。次はお手入れ方法の一例をご紹介させていただきます。
基本的なお手入れはステンレススチールなど他の金属素材の時計と同じです。乾いたクロスで全体を傷付けないよう、裏表を丁寧に拭きあげることを推奨しています。その際にはマイクロファイバークロスやセーム革などを使っていただくと、より傷が付きにくくなるのでお勧めです。
しかし、細やかな駒はどうしても皮脂などの汚れがたまりやすいので、隙間の汚れを取る際は、柔らかめのブラシなどを使い、ガラス面を傷つけないように注意しながら、優しくこすり洗いしてください。
さらに一手間かけたお手入れとしては、水洗いする方法もあります。「BLACK BAY 58 BRONZE」は200m防水機能が搭載されているので、リューズを締め切った状態であれば水洗いが可能です。柔らかいブラシを使って、薄めた中性洗剤や石鹸で洗浄をしていただくと効果的です。ただし、前述したようにブロンズは水分を含むことで緑青が発生する為、水洗い後はそのままにせずに、必ずすぐに拭きあげてください。
その日の汚れはその日に落とすことを心掛けるだけで、腕時計の長持ち度合いは大きく変わります。
オールブロンズ仕上げの「BLACK BAY 58 BRONZE」は、ブレスレットまでエイジングを楽しめる唯一のモデルで、着用すればするほど、渋くマットな質感になり自分だけの時計になっていきます。
ケースとブレスレットが時間をかけてゆっくりと変化していく様子は趣があり、
時計を育てるという新しい楽しみ方が出来ます。
ぜひこの機会にお休みの日やご旅行の隙間時間を使って、チューダーにもお越しくださいませ。
その際は、こちらのブティック限定モデルを探してみても良いかもしれません。
購入してから経過した年月をエイジングで感じることができるので、ご旅行の記念品としても最適です。
自身の唯一無二の一本として、あえて手間をかけることで、より愛着が沸く相棒になることでしょう。
お客様に合った最高の一本に出会えますよう、いつでもお気軽にご相談くださいませ。
商品一覧はこちら：https://www.tudorboutique-by-glorious.com/collections/all